プチプラで楽しめるリサイクル&アンティーク着物の上手な選び方

着物+α

洋服でも古着があるように、着物にもリサイクルやアンティークの着物があります。

呉服屋さんで新品を購入するのとはまた違った楽しみ方があるので、着物初心者から上級者の方まで幅広く親しまれています。


今回は、そんなアンティーク&リサイクル着物の魅力をまとめてみました!

アンティークとリサイクルの違いとは?>>

アンティーク&リサイクル着物のメリットとは?

①価格がリーズナブル

3,000円で購入した小紋の着物

新品ではないため、価格はかなりお手頃。

安いものであれば、なんと数百円単位で購入できることも!

そのため、気軽に色んな着物や帯にトライすることができます。

新品に近いものや、作家物などの良品はリサイクルでも数万円以上の高値がつくことがありますが、それでも新品で購入するよりはかなりリーズナブルに。

②現代にはない柄も楽しめる

リサイクルで購入した名古屋帯と銘仙の着物

現在ではあまり見られない希少なデザインの着物や帯を見つけられるのも、リサイクルの魅力のひとつ。

例えば、銘仙などのアンティーク着物は、ビビッドな色合いやモダンな柄で、まるでワンピースのような感覚で着ることができます。

③一点ものが多い

リサイクルで購入した紬の着物と名古屋帯

もともと着物は、プレタではなく反物から仕立てるオーダーメイドが主流。

そのため、リサイクルも一点ものの着物や帯も多いので、唯一無二の出会いが待っているかもしれません…!

アンティーク&リサイクル着物が買える場所は?

主な購入場所は、リサイクル着物店やインターネット。

また、最近ではフリマアプリなどで一般の方が出品しているものもあります。

ただし、インターネットやフリマアプリは実物をみることができないので、着用イメージがわきにくかったり、生地感やサイズ感が伝わりにくいことも。

初心者の方は実店舗で試着をしながら選んだ方がいいかもしれません。

<おすすめのリサイクルショップ>
たんす屋
シンエイ
雅星
リサイクルきもの福服
着物や帯を買うならどこで買う?主な購入方法4選
安く手に入れるなら、リサイクル着物ショップやフリマアプリ、ネットなどがおすすめ。一方で、反物からきちんと仕立てた本格的な着物が欲しいなら、呉服屋さんで購入するのが一番です。

リサイクル着物&帯を選ぶ時のポイント

シミや破れなどのダメージ

リサイクルのものは、基本的に多少のダメージがあるものだと思った方がいいでしょう。

ただし、新品同様の状態の良いものから、シミや黄変、破れ、カビ、ほつれなどが目立つものまでダメージの程度はさまざま。

あまりにダメージが強いものは、着用用としてではなく、リメイク用として売られている場合もあります。

ダメージの程度をしっかり確認し、自分が許容できる範囲のものを選びましょう。

サイズ

リサイクル着物は、当然自分の寸法に合わせて仕立てたものではないので、サイズ感があわないこともあります。

特にアンティーク着物など古いものは、小柄な女性が多かった時代のものなので、小さめの着物や短めの帯が多め。

着物の場合、着丈はおはしょりで多少調節ができますが、身幅や裄はあまりにサイズ感が違い過ぎると着付けがしにくかったり、襦袢が見えてしまったりすることも。

帯も短すぎると上手く結べないことがあるので、慎重に選んだ方がよいでしょう。

寸法やダメージは悉皆(しっかい)で直せる?

通常、着物のクリーニングや寸法をお直しする際は、悉皆屋など専門業者に依頼します。

同様に、リサイクルで購入した着物や帯も依頼すれば対応自体は可能。

けれども、長く放置され続けたシミや黄変、生地自体が弱ってしまっている破れなどは、修復できないこともあります

また、着物の着丈や裄、袖丈などのサイズは短くすることはだいたい可能ですが、長くすることは縫込みに余裕がある時のみ。

縫込みに余裕があって生地が出せても、古いものは経年によって縫込み部分が変色し、キレイにお直しできないこともあるので気を付けましょう。

悉皆に出すと、購入した額以上の金額がかかってしまう場合もあります。
特に数千円単位の手ごろな価格で購入したものは、基本的に悉皆に出す前提での購入は避けた方が良いでしょう。

サイズ感があわない着物や帯を上手に着こなすには?

裄が短い

筒袖の半襦袢を使う

「裄が短くて襦袢が袖口から出てしまう」「袖丈の長さが合わない」という時は、筒袖の半衿付き半襦袢を使うのがおすすめ。

袖が筒状になっているので、裄や袖丈を気にせずに着ることができます。

長襦袢・二部式襦袢・半襦袢の違いとは?>>

着丈が短い

レースやプリーツがあしらわれた裾除けを使う

※着用品はホムシュヘムの商品ではありません

着丈が短い着物はそのままおはしょりなしで着てもOKですが、『ホムシュヘム』など見えてもOKな裾除けを使う方法も。

裾にプリーツやレースがあしらわれ、着丈の長さをカモフラージュできるのはもちろん、個性的かつモダンな着こなしを楽しめます。

>>ミセル裾除け『ホムシュヘム』公式サイトへ

裾除け代わりにスカートで代用する方法もあるので、ぜひあわせてチェックを♪

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草履ではなく靴を合わせる

photo by chie sanai

着丈の短い着物は、あえて短く着付けてブーツやパンプスなど靴をあわせてもOK。

和洋ミックスファッション好きの方には特におすすめです。

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帯が短い

帯は作り帯に仕立て直す

名古屋帯や袋帯など、短すぎてお太鼓が上手く作れない場合は、あえて作り帯に仕立て直してしまう方法も。

生地が弱っていて強く引っ張ると破れそうな帯にもおすすめです。

結びやすくなり、着付けの時間の短縮にもなります。

また、サイズが合わない、生地が弱って着付けしにくいという着物は、羽織や道行などに仕立て直してもいいでしょう。

ファッションとしての可能性を存分に秘めたリサイクルやアンティークの着物。

メリットデメリットさえしっかり把握しておけば、初心者さんでも気軽にトライできます。

オシャレでプチプラ、そしてエコなアイテムで、着物ライフをより楽しんでみてください!