洋服の定番アイテムのひとつスカート。実は、使い方次第で着物のオシャレの可能性をグッと引き出してくれる優秀アイテムでもあるんです!
そこで今回は、着物とスカートを組み合わせて着付けるメリットややり方についてご紹介。
簡単に着れるので、まだ試したことのない方はぜひトライしてみてください!
※本ページにはプロモーションが含まれています
着物にスカートを合わせるメリット
・着丈が短い着物をオシャレに着こなせる
・着物の裾汚れを防げる
・時短で着付けができる
自分サイズに誂えていないリサイクルやアンティークの着物の場合「着丈が短くておはしょりが作りづらい…!」なんて経験をしたことはありませんか?そんな時は、スカートと組み合わせて着付けることで着丈をオシャレにカバーすることが可能。
さらに、塵やホコリ、雨水などによる着物の裾汚れを防げたり、手間が減って着付けの時間が短縮できたりというメリットもあります。
スカートを使った着付けのアレンジ方法2選
スカートを使った着物の着付けアレンジは、主にスカートを“着物の下に履くか”、“着物の上に履くか”の2種類に分けられます。
スカートを着物の下に履く
スカートを着物の下に履いて裾除け代わりに使う方法。着物を短めに着付けて、スカートを裾から覗かせるのがポイント。着物の下は二部式襦袢の上+スカートで着付けます。
スカートは襦袢の上に履いても下に履いても◎。
二部式襦袢の代わりに筒袖の半襦袢を使ってもOKです。袖丈や裄丈の合わないアンティークやリサイクルの着物でも、襦袢がはみ出る心配がないのがメリット。
また、上半身は襦袢ではなくブラウスやパーカーなど洋服を合わせて、カジュアルダウンさせるのもおすすめです。
スカートを着物の上に履く
着物の上にスカートをあわせて、袴っぽく着る方法も。帯ナシで仕上げられるので、着付けの手間が省けて時短にもなります。スカートを少し腰より高めの位置で履くと、より袴っぽい印象に。
太めのベルトなどウエストマークになる小物をあわせると、より着姿にメリハリ感が出せます。
スカートの面積が広く、洋服感が強い装いになるため、足元は草履ではなくブーツやパンプスなど靴をあわせたほうが、コーディネートになじみやすくなるでしょう。
おすすめのスカートの長さ
<1.着物の下に着る場合>
裾除け代わりに着付ける場合はロングスカートがおすすめ。
私は身長158cmで90cm丈のスカートを購入したところ、ちょうど↑の写真のように着物の裾からキレイに見える長さになったので、身長から65~70cm程度引いた長さを目安にすると良いかと思います。
厚手のスカートだと下半身が着膨れして見えたり、着付けしにくくなったりしてしまうので、あまり厚みのない素材のものがおすすめです。
<2.着物の上に着る場合>
着物の上から袴っぽく着る場合は、スカートの長さも素材もお好みでOK。短いほどよりカジュアル感が出ます。
スカートの柄や素材、シルエットによってコーディネート全体の印象もガラリと変わるので、着物の雰囲気や合わせる小物とのバランスを考えながら、組み合わせを楽しんでみましょう!
ワンピースを着ればさらに着付けが時短に!
スカートではなく、ワンピースをあわせる方法もあります。襦袢も裾除けも不要で、着物の下はコレ1枚でOK。時間がないときやササっとラフに着付けたいときにも便利です。
あわせるワンピースは、衿元をしっかり見せられるハイネックタイプやパーカータイプ、シャツタイプなどがおすすめ。
【番外編】ミセル裾除けもオシャレ!
スカートではありませんが、裾除けの裾部分にレースやプリーツなどがあしらわれているオシャレな裾除けもあります。これも着丈が短い着物を着るときや、雨の日の水跳ね・泥跳ねを防ぎたいときにかなり重宝します!
その先駆的なアイテムが、“ミセル裾よけ”として知られている「ホムシュヘム」。
裾が上質なプリーツ仕様になっていて、マーメイドラインの美しい着こなしに。色柄も豊富なので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
「ホムシュヘム」公式サイトへ>>
着丈の短い着物も上手く着こなせて、よりオシャレ上級者感のあるコーディネートが楽しめる着物×スカート。ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね!