着物を着たいけど、着付けが難しいし、お手入れも大変。
もっと気軽に着物を楽しめたらいいのに…。
そんな方におすすめしたいのが、ファッションブランド「KUDEN」のNext Kimono「Samurai Mode Series」です。着物と洋服のいいとこどりをした、和モードなアイテムをラインナップしています。
その中から今回は、『Samurai Mode Jacket -Eco-』と『Samurai Mode Shirt II』をお試しさせていただいたので、その着心地やコーディネートについてレポートします。
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“Next Kimono”を提案するブランド「KUDEN」とは？
今回ご紹介する「KUDEN（クデン）」は、デザイナーの佐藤貴浩氏が手掛けるファッションブランド。
着物本来が持つ魅力を残しつつ、現代のライフスタイルになじみやすいようデザインを再解釈。着物を着たいけど「着付けが難しくて着れない」「高価で手が届かない」「着る時間がない」という方でも気軽に纏える”着物を愛する人のための洋服”を展開しています。
「KUDEN」は、着物文化の存続と縫製工場の労働環境を守ることもブランドミッションとして掲げており、縫製はすべて国内にこだわっているのも特長。高い技術を持つ日本の洋裁・和裁文化を守りながら、上質なジャパニーズクオリティを世界に発信しています。
また、「KUDEN」は、自社の縫製工場を持ち、そこで障害者雇用を実現することを最終目標にしています。それは、ブランドを立ち上げた理由でもある、”離れて暮らす障害を持つ息子と一緒に将来働く場所を作る”という佐藤氏の想いから。
そのため、もともとの着物がワンデザインであるように、Next Kimonoも障害のある方でも着やすいよう、ユニセックスかつユニバーサルなデザインになっています。
着物入門にもぴったり「Samurai ModeSeries」
「KUDEN」のフラッグシップモデルとなっているのが、Next Kimono「Samurai Mode Series」です。“3ピースで着物に見える着付けのいらない和のモード”なスタイルを提案しており、アウター、トップス、ボトムスに分かれているのが特長。セットで着るのはもちろん、それぞれ一つずつでもコーディネートに取り入れて楽しむことができます。
2020年イタリア発・世界最大規模のデザインコンペティションA’Design Award and competitionのソーシャルデザイン部門でA’Design Awardを受賞いたしました。
KUDEN公式サイト
ブランドのキーアイテム2種類をお試し
今回は、「Samurai Mode Series」のジャケット『Samurai Mode Jacket -Eco-』とシャツ『Samurai Mode Shirt II』をお試しさせていただきました！
ユニセックスアイテムなので、普段Mサイズの洋服を着ることが多い私の場合は、どちらもSサイズでちょうどよかったです。
Samurai Mode Jacket -Eco-
ブランドのフラッグシップジャケットである『Samurai Mode Jacket』。体になじむなめらかな落ち感が美しく、まるで風を纏ったかのような軽やかな着心地が魅力のアイテムです。カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで着回すことができます。
今回は、この『Samurai Mode Jacket』のエコモデル『Samurai Mode Jacket -Eco-』をお試し。自然環境に配慮し、リサイクルポリエステルをメイン生地に採用しています。自宅で手洗いできる手軽さも嬉しいポイント。
羽織とジャケットの中間のような感じ。着た感想としては、とにかく軽くて肌触りがいい！体にとろりとなじむようななめらかな着心地が快適です。
きちんと感はあるのに着こなし次第で程よくカジュアルダウンできるデザインなので、コーディネートも幅広く楽しめそうです。
伝統的な羽織と同じように乳（ち）がついているので、羽織紐はもちろん、チェーンやビーズなどをつけてアレンジもできます。
女性や子供の着物のように、身八つ口が空いています。あえてこの仕組みを残すことで空気の通り道を作り、軽やかで涼し気な着心地を実現しているのだそう。
また、胸元と内側にはポケットもついているのでスマホや小銭入れ、名刺などを入れることも可能。着心地や見た目だけでなく、機能性も申し分なしです！
Samurai Mode Shirt II
続いては、『Samurai Mode Shirt II』を着てみました。100％コットンで、素肌になじむやさしい肌当たりです。
着物と同じような衿合わせになっていて、衿は紐で固定する和洋折衷なデザイン。着物っぽさはあるのに、締め付け感がなく快適に着れます。
1枚でシャツとして着るとこんな感じに。ボトムスには私物のスカートを合わせてみました。
『Samurai Mode Jacket -Eco-』を上から羽織るのはもちろん、寒い時期はハイネックなどのインナーをあわせてもよさそうです。
自分らしく纏える新しいキモノスタイル
デザイナーの佐藤氏は、「Samurai ModeSeries」について次のように語っています。
この服を羽織ることにより、背筋が伸び、Samuraiの精神を宿すような凛とした佇まいで、「よし！自分の信念を貫こう。」「心を込めてやり遂げよう」と覚悟を決めたあなたの背中を押すような、そんなあなたや私の姿を周囲の人へ意思表明できるような服でありたいと思ってこの服にSamuraiの名前をつけたんだ。
KUDEN公式サイト
さらに、「忙しいこのスピードが速い世界でも、誰かのために懸命に働き、自分の価値や信念をもって生きたい、貫きたいと思っている世界中の人に着てほしい」とも話しています。
衣服はもちろん、メイクやヘアアレンジなどで自身を装うことは、自らを表現するとともに心を整える手段のひとつでもあります。スーツを着ると気持ちが引き締まったり、ここぞというときは勝負服を着て気合を入れたりと、私たちは自然と服装で気持ちを切り替えているところがあります。
自分がもっと自分らしくいられるために。samurai精神を宿したNext Kimonoは、あなた自身の可能性をさらに広げるきっかけを与えてくれる衣服になるかもしれません。
気になった方は、ぜひ公式サイトで詳しい情報をチェックしてみてくださいね！
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