こんにちは、さないです!
昨今の感染症によって思わぬ形で急速に広まったテレワーク。
リモートワークや在宅勤務、WFHなど呼び方はさまざまですが、業種・職種によっては場所にとらわれないワークスタイルがこのタイミングでスタンダードになりつつあります。
そこで着物好きにぜひトライしてほしいのが、着物を着てのテレワーク!
在宅ならドレスコードもあまり気にしなくていいので、私も本業(IT企業のライター)でたまに取りいれてます( *´艸`)
今回は、そんな着物でテレワークをやるコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいー!
着物でテレワークをするときの3つのポイント
テレワーク向けの着物は、外出時と同様王道の装いでももちろんOKですが、私は基本的に“部屋着感覚で着れる”ということを意識しています。
そのうえでポイントになるのが、以下の3つです。
2.着付けは簡潔にすませる
3.動きやすい着付けにする
家での着物は、気軽にくつろげるようなスタイルであることが第一。
着物&帯は、化繊や木綿など万が一汚れても洗濯機で洗える素材のものにして、着付けはなるべく簡単で動きやすいことを意識します。
テレワークにおすすめのスタイル3選
浴衣

もともと江戸時代においては入浴後の夕涼み用に着用していたという浴衣は、部屋着にぴったり♪
襦袢を着る必要もないので着付けも楽々です。
生地も一般的には木綿やポリエステルが多いので、万が一汚れても自宅で洗濯できます。
浴衣は一般的に夏の装いですが、空調が効いている室内なら旅館の浴衣感覚で冬に着るのもアリです。
着物 on 部屋着

普段の洋服の上から着物を着付けるような和洋ミックスコーデもおすすめ。
寒い季節なら防寒にもなると思います。
帯は半幅帯がテッパン

シンプルに、かつラフに帯結びをするなら、半幅帯が最適。
お太鼓結びよりも比較的ササッとできる結び方が多いので、ラフに着付けたいときにはもってこいです!
中でも特に便利な結び方が、帯結ばない帯結びとかるた結びです。
どちらも簡単にできるうえ、椅子に座るときの邪魔にもならないし、寝転んだりしても崩れにくいというメリットがあります♪
帯結ばない帯結びのやり方
帯締めだと結ぶのが面倒という時は、ベルトで代用してもOK。
帯結ばない帯結びはアレンジのバリエーションも豊富なので、もっと知りたいという方はこちらの本もおすすめです★
私が以前取材させていただいた記事もあるので、よろしければこちらもぜひチェックを♪
かるた結びのやり方
背がペタンとしてるので椅子にも座りやすい結び方。
お好みで帯締めやベルトなどをつけてもOKです!
たたむのが面倒な時は「袖だたみ」がおすすめ
着物は本だたみでたたむのが一般的ですが、「とりあえずたたんでおきたい!」という時は袖だたみがおすすめ。
袖だたみより手軽にできるので、時間がないときやたたむスペースが確保できない時にもぴったり。
ただし、背などの折り目が逆についてしまうので、個人的には長期保管用のたたみ方としてはおすすめしません。
あくまで一時的にたたんでおきたい時限定がよいかなーと思います。
さらに、たとう紙にしまうのもちょっと面倒…という時に活躍してくれるのが着物用ハンガー。
中でもイチオシなのが「クローゼット着物ハンガー つる子さん」。
袖だたみはもちろん、本だたみの状態でもそのままかけて洋服用のクローゼットに収納できるので、翌朝のテレワーク前の着付けもスムーズにできます。
クローゼット着物ハンガー つる子さんを詳しく見る>>
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以上、着物でテレワークをするコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?
これを言ってしまうと元も子もないんですが、正直わざわざテレワークを着物でする必要はないです(笑)
けれども、あえて面倒なことをしてみたり、いつもとは違う装いを楽しんだりすることで、気分転換にもなるはず。
ぜひ無理のない範囲で気軽に取り入れて、テレワークの、そして着物の新たな楽しみ方を発見してみてはいかがでしょうか?