和装はもちろん、洋装でも迷ってしまいがちな結婚式の服装マナー。
親族や友人として参列するときは、どんな着物を着ていけばいいのでしょうか?
今回は結婚式に着ていく着物を、親族と知人&友人の場合に分けてご紹介します!
親族として参列
既婚の場合

既婚女性の第一礼装とされているのが五つ紋がついた黒留。
結婚式においては、新郎新婦の母親や祖母、叔母、姉妹などの親族、さらに仲人や夫人といった主役に近しい関係の出席者が着用します。
なお、新郎新婦の姉妹や親族であれば、色留袖でもOK。
未婚既婚問わず着用できますが、必ず五つ紋をつけます。

未婚女性の場合

未婚女性の場合は、振袖か五つ紋の色留袖を着用します。
振袖の場合は、過度に華美な装いのものや、花嫁の衣装と被ってしまうものはNGです。
>>『振袖とは?』
友人・知人として参列

親族より格が下がる訪問着がおすすめ。
三つ紋、一つ紋の色留袖でも構わないとする場合もありますが、留袖は親族が着用するものと見なされることが多いので、控えた方が無難です。
未婚女性であれば、親族の場合と同様振袖でもOK。

振袖は何歳まで着れるの?
未婚女性の第一礼装である振袖。
昔は13歳~24歳が適齢などとされてきましたが、最近は年齢ではなく、シンプルに既婚・未婚で区切られることがほとんどです。
シーンに合った装いを心がけて
今回結婚式参列で着用する着物についてご紹介しましたが、あくまで一般的なルール。
親族であれば両家で格差が出ないように、また一般の参列者であれば主役や親族より目立つ装いにならないよう気遣うのが基本です。
また、最近はフォーマルの定義も多様化しているため、上記に沿わない場合も。
ルールに沿うことも大事ですが、そのシーンに合った装いでハレの日をお祝いしましょう!
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サムネイルby: FineGraphicsさんによる写真ACからの写真