コーデに差をつける着物の半衿。種類や使い分け方とは?

小物・羽織もの

着物に欠かせない和装アイテムのひとつが、半衿

定番の白半衿をはじめ、色柄物やレースなど種類がたくさんありますが、どのように使い分ければいいのでしょうか?

今回は、そんな半衿についてまとめてみました!

そもそも半衿とは?

半衿は、もともと化粧などで着物を汚さない目的で取り入れられたもので、襦袢に縫い付けて使います。

また、おしゃれアイテムとしても存在感を発揮してくれるので、何種類か揃えておくとコーディネートの幅も広がります。

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半衿の種類

では次に、半衿の種類を見ていきましょう!

白半衿

もっともスタンダードなのが、柄が入っていないシンプルな白い半衿。

塩瀬という生地の半衿であれば、カジュアルからフォーマルまで使えるので、1枚持っておくと便利です。

刺繍半衿

白地に刺繍のものはセミフォーマルからカジュアルまで使用可能。金銀糸などでおめでたい柄が施されているものは、礼装用に使うこともできます。

また、色地に刺繍の場合はカジュアル向けになりますが、金銀箔などがあしらわれた華やかなものは、振袖用として使えます。

色柄半衿

色柄物は、全般的にカジュアル向け。

淡い色味であれば上品に、濃い色味であれば個性的な雰囲気に。コーディネートにあわせて自由に組み合わせを楽しめます。

夏の半衿

暑い季節は透け感のある素材の半衿をつけて、顔周りを涼やかに見せます。

主な素材は絽や紗、レース、麻など。絽がもっともオーソドックスで、白であればフォーマルからカジュアルまで使うことができます。

絽の着物には絽の半衿、麻の着物には麻の半衿という風に、着物の素材に合わせて半衿を選ぶと、統一感のあるスマートな着こなしに。

半衿の素材

素材は元来絹が一般的ですが、最近はポリエステルや木綿のものもよく見られます。

木綿はカジュアル向きですが、白のポリエステルの場合は、フォーマルでも使われることが多いです。

普段使い用や、汗をかきやすい季節用には、洗濯できる素材のものを持っておくと便利。

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お手入れの方法とは?

半衿は毎回洗う必要はありませんが、シーズンが終わって暫く着ない時などは、黄ばみなどの原因になってしまうため襦袢から外して洗っておきましょう。

正絹のものは自宅でおしゃれ着用洗剤で手洗いすることもできますが、縮んでしまう場合も。特に縮緬や刺繍、金銀箔が入ったものは、生地が傷んだり装飾が取れてしまったりする可能性があるので、専門業者に依頼することをおすすめします。

一方、ポリエステルや木綿など洗える素材であれば、ネットに入れて洗濯機で洗ってOK。ただし、特に木綿の場合はシワになりやすいので、脱水はかけずに手で絞るのがベター。干すときは、色褪せなどを防ぐために日陰干しで乾かしましょう。

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半衿のつけ方

最後に半衿のつけ方をご紹介。

半衿を頻繁にチェンジする人は、何枚か襦袢を揃えておいて、それぞれにあらかじめ半衿を縫い付けた状態で保管しておくという人も。

また、半衿をつける時間がない!というときは、半衿用の両面テープを使うという方法もあります!

他にも、安全ピンでとめる方法など、面倒だからこそ色々なアイディアを駆使しながら半衿のオシャレを楽しんでいる着物ラバーが多数います。

TPOさえ気を付ければ、あとは自由!ぜひ半衿でオシャレして、着物のコーディネートの楽しみを広げてみてはいかがでしょうか?