着物をクリーニングに出したい!丸洗いにかかる値段の相場を比較

お手入れ・HOW TO

洋服とは少し勝手が異なる着物クリーニング

絹織物である上に、繊細な染色や刺繍が施されてるものもあるので、とてもデリケート。

そのため、一般的なクリーニング店ではなく、呉服屋や悉皆屋など専門業者に依頼するのがおすすめです。

では、値段は一体いくらぐらいかかるのでしょうか?

そこで今回は、呉服店4社ネットショップ3社の丸洗い価格をリサーチしてみました!

そもそも丸洗いとは?

まず、丸洗いについておさらいしておきましょう。

丸洗い(京洗い)は、石油系溶剤を使って専用の機械で洗うドライクリーニングのことで、着物に付着した軽い汚れを落とすものです。

着用するたびに洗う必要はありませんが、季節の変わり目など、シーズンが終わって長く着ない時に出しておくのがおすすめです。

ただし、シミやカビなどは丸洗いでは落とせません。

「シミ抜き」や「カビ取り」などといった作業が必要になるため、別途見積もりを立ててもらいましょう。

丸洗いと洗い張りの違いとは?

着物の洗い方には、主に丸洗い洗い張りの2種類があります。

丸洗いは、着物をそのままの状態で丸ごと洗うこと。

一方の洗い張りは、一度着物を全部ほどいて反物の状態に戻して洗う方法です。

昔は後者の方が主流でしたが、洗濯後に改めて仕立て直さなくてはならないので、その分時間もコストもかさみます。

そのため、最近は手軽な丸洗いが主流になっています。

呉服屋の丸洗い価格一覧

まずは呉服店4社の丸洗いの価格から。

今回は「一蔵」「きものやまと」「さが美」、そしてリサイクル着物をメインで扱っている「たんす屋」をチェックしてみました。

★価格はすべて税抜き価格です

一蔵きものやまとさが美たんす屋
振袖
留袖
5,800円6,800円5,500円4,300円
上記以外
の着物
5,800円6,800円5,500円3,800円
浴衣 ※3,800円
1,500円
5,800円3,800円
*合繊半巾帯・角帯・兵児帯
2,000円
5,500円3,800円
長襦袢5,800円3,800円5,500円3,800円
羽織 ※3,800円5,500円3,800円
七五三祝着 ※3,000円~5,500円3,800円
 ※3,800円5,500円4,300円
(※公式HPに記載なし。詳しくは直接問い合わせを。)

値段の開きがありますが、これは作業工程の違いなどが要因と思われます。

また、職人の技量の違いや、サービス展開の仕方による場合もあるため、一概に値段だけ見て良し悪しを問うことは難しいです。

たんす屋だけ全体的に価格が低めですが(元問屋さんだから…?)、だいたい着物は6,000円前後、帯は4,000~5,000円程度が相場のようです。

いずれにしても、店頭で受け付けている呉服屋さんは直接一緒に現物を見ながら相談できるのがメリット。

丸洗いをしようか迷っていたり、あわせてシミ抜きなど他のお手入れも検討したりしているなら、相談だけでも行ってみるといいかもしれません。

【それぞれの詳しい価格はこちら】
一蔵公式サイト>>
きものやまと公式サイト>>
さが美公式サイト>>
たんす屋公式サイト>>

ネットで依頼できるクリーニング業者の丸洗い価格一覧

次にネットで依頼できる業者を見てみましょう。

きものtotonoe着物ひととき
※税込
【アライバ】
振袖
留袖
7,200円2,970円~3,980円
上記以外
の着物
7,200円2,970円~3,980円
浴衣2,200円3,980円
3,700円~2,750円
長襦袢4,200円2,970円~
羽織4,200円2,970円~3,980円
七五三祝着3,500円4,540円
7,200円7,620円
※着物とセットで
3,980円
(※公式HPに記載なし。詳しくは直接問い合わせを。)

上記3ショップの場合、結構値段に開きがあります。

「きものtotonoe」さんはこの中では少し割高に感じますが、キャンペーン割引で利用できる場合もあるようなので、そのタイミングを狙うのがおすすめです。

「着物ひととき」さんは全体的にお手ごろ価格。セット割引などもあるようなので、複数枚依頼したい場合はお得に利用できそうです。

最後の「アライバ」さんは、価格設定が明瞭。帯や長襦袢の記載はありませんでしたが、着物はどれでも一律価格とのこと。

ネットは、先に紹介した呉服店よりもバリエーションに富んだサービス展開をしている印象があります。

どれも配送型なので、近くに「着物クリーニングができる店がない」「自分で持っていくのが面倒」という時に便利です。

【それぞれ詳しい価格はこちら】
【アライバ】 >>
きものtotonoe公式サイト>>
着物ひととき>>

まずは専門家に聞きながら業者を決める

呉服店でもネットでも、値段だけでは仕上がりの優劣は付けられませんが、自分が信頼できる工程・納得できる値段のものを選ぶことが大切です。

そのため個人的には、初めて依頼するときやお手入れの仕方に迷っているときは、ネットではなく実際に足を運べる店舗で、専門家の話を聞きながら決めるのがおすすめです。

もちろん、ネットの場合でも電話やメールで直接サポートしてくれるショップが多くあるので、問い合わせにもスムーズに対応してくれる業者を選ぶとよいでしょう。

大切な着物を良い状態で長く楽しむためにも、信頼できるお手入れのプロをぜひ見つけてみてください!

掲載している価格はすべて2020/10/7時点のものになります。

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