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着物にシミができたらどうする!?応急処置の方法をチェック

厄介な着物についたシミや汚れ。
「お茶やコーヒーをこぼしてしまった!」
「ボールペンのインクがついちゃった!」
など、着物をついつい汚してしまったときはどうすればいいのでしょうか?
その方法をご紹介します!

やってはいけないこと

まずやってはいけないことは以下の2点。

①生地を擦ること
②シミや汚れを放置する

汚れがついてしまうと、擦って拭き取りたくなりますが、NGです。

擦ると汚れが余計に繊維の奥に入り込んでしまったり、生地を傷めたりする原因に。
また、おしぼりも除菌のためのアルコールが含まれているものが多く、変色の原因になるため使わない方が無難です。

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基本的には着物専用のクリーニングへ

着物にシミや汚れがついてしまった場合、基本的には専門業者に依頼しましょう。
絹素材はとてもデリケート。自己判断で対処してしまうと、より状態を悪化させてしまうこともあります。
ただし、木綿やポリエステルなどの素材については基本的に自宅で洗えるので、洗濯表示を確認したうえで対処するようにしましょう。

応急処置の方法

着物汚れの放置は禁物。ここからは、汚れの種類別に応急処置の方法をご紹介します。

水性汚れ(茶、酒、しょうゆ、コーヒー、墨汁など)

まず、シミ部分を乾いた布で押さえて水分を吸い取ります。
次に、着物の下にタオルを敷いて、水で15倍程度に薄めた食器用の中性洗剤をシミ部分に塗布し、上から歯ブラシや白い綿ガーゼを使ってトントン叩きます。くれぐれも擦らないように注意!

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油性汚れ(ファンデーション、口紅、ボールペンなど)

着物の下にタオルを敷いて、ベンジンを含ませた白い綿ガーゼなどで、上からトントン叩きます。このとき、しみの部分だけでなく、その周りにもベンジンをなじませて、外側から内側にかけて叩いていくのがポイント。シミの広がりを防ぐことができます。

さらに、シミをとったあとは、輪ジミになるのを防ぐために、外側から内側に向かって冷風のドライヤーを当てて乾かします。温風を当てると、生地を傷めたり、逆にシミを定着させやすくなったりしてしまうのでNGです。

※ベンジンは、揮発性が高く引火しやすいため、十分換気しながら作業しましょう。
※余ったベンジンはそのまま水道に捨てるのはNG。タオルなどに染み込ませて、屋外で陰干しし、揮発してなくなったら通常通り洗濯します。

水性&油性汚れ(マヨネーズ、バター、チョコレートなど)

油性汚れ→水性汚れの手順で処理します。

たんぱく質汚れ(血液、卵、乳製品など)

基本的には水性汚れの手順でOK。油性汚れも含んでいる場合は、油性向けの処置も行います。ただし、たんぱく質汚れはお湯を使うと固まる特性があるので気をつけましょう。

水分を含んでいるときは、そのまま乾くまで陰干ししておきます。完全に乾いたら、ブラシなどで払い落としましょう。

黄ばみ・カビ

基本的に黄ばみやカビは専門業者に依頼しましょう。
黄ばみは、漂白剤を綿棒につけて少しずつシミ部分に塗って対処する方法もありますが、着物本来の色柄まで落ちてしまう可能性があるので、控えた方がベターです。

あらかじめガード加工をしておくのがおすすめ

特に汚したくない大事な着物や、汚れが目立ちやすい色柄の着物は、あらかじめガード加工をしておくのがおすすめ。シミや汚れがつきにくくなるので、いざという時にも安心です。