着物に欠かせない帯。装いに華やかさを添える一方、着物を着る時に面倒と感じる着付けの工程の一つでもあります。そんな帯を、もっと簡単に結ぶことができれば、普段着としての着物のハードルがもっと下がるはず。
そこで今回は、時短を叶える帯結びのアイディアや便利アイテムをご紹介します!
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もともと着物の帯は細い紐だった!
便利アイテムを紹介する前に、まずは帯の歴史をちょっとだけご紹介。
現在一般的に使われている袋帯や名古屋帯は、だいたい幅が八寸~九寸(約30cm~約34cm)で、長さは3m60cm~4m50cmですが、安土桃山~江戸時代初期の頃は紐状の細いものでした。

着物も身幅が広くて丈はくるぶしまででしたが、江戸時代中期~後期にかけては身幅がだんだんと狭くなり、丈も引きずるくらいの長さに。それに伴い、実用性重視だった紐状の帯も、装飾性が求められるようになり、帯幅が太く長いものに変化。デザインも多様化していきました。次第に帯は着物の衿合わせを留めるという役割を果し得なくなり、補助具として帯締めや帯揚げが登場することになったのです。


このように、洋服のトレンドが移り変わるような感覚で和装も時代にあわせて変化を重ね、現在の形式に至ります。そのため、着物や帯の形やデザイン、そして着付けの仕方にも絶対的な正解はありません。従来の伝統を踏襲しつつも、今のライフスタイルになじむよう臨機応変に新しいアイディアを取り入れていくことも、着物を普段着として楽しむための重要な要素といえます。
超簡単・超時短な帯結びアレンジ&便利アイテム
浮世絵を見てわかる通り、着物が普段着だった時代は今より着物や帯を緩く着付けています。現代でも、普段着ならオシャレにカジュアルダウンして、ラフに楽しむのも全然アリです。ここからは、時短でラフに済ませたい方はもちろん、帯結びが苦手な方や初心者の方でも簡単に取り入れられるアレンジやアイテムをご紹介します。
最短10秒でできる⁉帯結ばない帯結び

大阪で着付け教室を運営しているayaayaさんが考案された帯結ばない帯結び。もっともベーシックなのは、帯を巻くだけ!帯を留める時は帯締めじゃなく、ゴムベルトなどで代用してもOKです。
三連仮紐を使えば簡単にこなれアレンジが完成

帯結びで使う道具の一つ、三連仮紐。三重紐や三重仮紐、トリプル仮紐などとも呼ばれています。主に振袖の帯結びに使われていますが、最近では半幅帯や兵児帯のアレンジ結びでも多く取り入れられています。
この三連仮紐は、簡単にこなれた帯結びができるところが魅力。テクニックいらずで半幅帯や兵児帯のアレンジのバリエーションが広がります。

三連仮紐は白やピンクのシンプルなものが主流で、上から帯揚げを被せて隠すのが一般的。けれど、最近は見えてもOKなオシャレなデザインのものも多く登場しており、帯揚げ代わりにもなります。

三連仮紐については、以下の記事でも詳しくご紹介しています!

帯板も不要!サッシュベルト帯
最後にご紹介するのは、「Kimono Factory nono」さんのサッシュベルト帯。ベルトと帯のいいとこどりをしたようなアイテムで、帯板も帯締めも不要で結べてしまう優れもの。両面使えて結び方も自由自在。その日のコーディネートにあわせたスタイルを楽しめます。

着物の着付けを時短で済ませるなら洋ミックスがテッパン
帯だけでなく着物ももっと気軽に着付けたい!という方は、洋ミックスコーデを試してみて。着物の下にワンピースを着たり、シャツやブラウス+ステテコやペチコートを合わせたりすれば、長襦袢や裾除けといった下着類をショートカットできます。

しかも、冬であれば首元や手元もしっかりカバーできるので、防寒対策にもなります。
洋ミックスコーデのコツを詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参考ください!

洋服でもしっかりオシャレしたいときもあれば、ゆるっとラフに着たいときもありますよね?普段着として着るなら、着物も同じです。着物だからってどんなときもきっちりと着る必要はありません。その時の気分やシーンにあわせて時短の帯結びアレンジやアイテムを上手く活用し、等身大のオシャレを楽しんでみてくださいね。

