先日、新たに私の着付け小物にとあるアイテムが仲間入りしました!
その名もレースの三重紐です!!
通常は帯や帯揚げで隠して外からは見えないように着付けるのが基本の三重紐ですが、これはむしろ見せたほうがオシャレにキマる逆転発想のアイテム。
早速使ってみたのでそのレポートをお届けします♪
そもそも三重紐とは?

三重紐は、主に振袖や七五三の帯結びに使われる着付け小物。
三重仮紐、三連仮紐、トリプル仮紐などとも呼ばれます。
真ん中が三層のゴムになっており、そこに帯を挟み込んで使うことで、変わり結びも難なく仕上げることができる便利なアイテムです。
レース三重紐のメリット

一般的な三重紐は、白やピンクのシンプルなデザインのものがほとんど。いかにも着付け小物!という感じなので、帯の間から丸見えだとちょっと不格好な感じに…。そのため、しっかり帯に入れ込んだり帯揚げをかぶせたりして隠すのが基本です。
一方で、レース三重紐は見た目がオシャレなので、帯揚げや帯飾りとしての役割も果たしてくれるすぐれもの。振袖や七五三用というよりは、半幅帯や兵児帯のアレンジ向けに販売されているものが多いです。
実際に使ってみた!
私が購入したのは、きもの阿波和 さんのレース三重紐(トリプル仮紐)。カラバリは全7色と豊富に展開しています。 1,500円程度で購入できるので、かなりお買い得です♪
今回は三重紐を使って、半幅帯でパタパタ結びをしてみました。
まずいつもの三重紐で締めてみると…

こんな感じでなんか見えてはいけないものが見えてしまってる感じに…
そのため、通常は上から帯揚げをかけて隠します。
次にレースの三重紐を使ってみると…

帯揚げっぽく見えるので、見えてしまってはいけない感がないです!!
むしろカワイイ!

結び目は帯の奥に入れ込んでしまってもいいですし、写真のように帯揚げ風に結んであえて見せるのも◎。帯揚げいらずでかわいいパタパタ結びが完成しました♪
そんなとってもカワイイレースの三重紐ですが、モノによっては生地が薄いのでご注意を。

私が購入したものもレースがとても薄くて繊細なので、あまり強く引っ張ったりギュッと結んだりすると破れそうで怖いです(笑)
そのため、振袖の変わり結びなどに使いたい場合は、通常の三重紐などある程度強度のあるものの方がいいかと思います。
オシャレ三重紐はラインナップが豊富!
今回はきもの阿波和さんのレース三重紐をご紹介しましたが、ほかにも色々なブランドで販売されています。
例えば、KIMONO MODERN(キモノモダン)さんのレースの三重紐がこちら。
同ブランドのレース着物で使っている素材を使用しているので、今回私がレポートした三重紐よりは強度があるかと思います。こちらヘアバンドとしても使えるそうです。
KIMONO MODERN公式サイトで詳しく見る>>こまものや七緒のショップで詳しく見る>>

あとは、たかはし着物工房さんの三重紐。
こちらはシンプルな無地なので、色んな雰囲気のコーディネートに合わせられそうです。
こまものや七緒のショップで詳しく見る>>
三重紐を使った帯結び
パタパタ結び
普段着の帯結びで三重紐を使う代表的なものが、今回もレポートの際に結んでいたパタパタ結び。
先述した通り、三重紐を隠すために上から帯揚げを被せるのが一般的ですが、レース三重紐であればそのままでもオシャレなので帯揚げなしでOK!
パタパタ結びのやり方は、KIMONO MODERNの動画が分かりやすかったので、ぜひ参考にしてみてください♪
銀座結び
帯枕なしでラフに楽しめる銀座結びにも、レース三重紐はおすすめ。帯揚げの代わりに活躍してくれます。
銀座結びのやり方は、うさこまさんの動画で紹介させていただきます!
帯結びの楽しさが倍増しそうなレースの三重紐。気になる方は、この機会にゲットしてみてはいかがでしょうか♪