着物は、洋服よりも色柄の組み合わせの自由度が高く、季節やイベントの雰囲気を取り入れやすいのがいいところ。バレンタインシーズンもこの時季ならではのコーディネートで、デートや女子会を着物で楽しんでみませんか?
今回は、バレンタインにぴったりの着物コーデのコツをご紹介します。
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バレンタインコーデのポイント

着物のコーディネートにバレンタインらしさを出すポイントは主に2つ。「色」と「モチーフ」です。
色は、ブラウンやレッド、ピンクなど、バレンタインをイメージさせるカラーをコーディネートの主役に持ってくると、一気にイベントムードがアップします。
大胆に取り入れたい方は着物や帯などのメインアイテムに、さり気なく取り入れたい方は半衿や帯締め、帯留め、バッグ、草履といった小物に取り入れるとよいでしょう。

色ではなくモチーフでバレンタインらしさを出すなら、ハート・リボン柄の着物やチョコレートモチーフのアクセサリーなどを取り入れてみましょう。ワンポイントプラスするだけで、簡単にいつものコーデをバレンタイン仕様にアップデートできます。
もちろん色とモチーフどちらかだけではなく、両方を組み合わせて思い切りイベント感を出すのもおすすめです!
バレンタインコーデ例
実際のバレンタインコーデ例をご紹介。ぜひご自身のコーディネートの参考にしてみてください!
ブラウンのワントーンコーデ
ブラウンをテーマカラーにしたコーディネート。ユニークな唇のブローチをアクセントに、ベーシックなコーデにかわいらしさと遊び心を取り入れて。
思い切り可愛くキュートに
着物や帯、小物までピンクでまとめたワントーンコーデ。レースアイテムもプラスして、ハッピームード全開に!
甘さに頼らない。ビターに攻めるクール&モダンコーデ

クールにさり気なくバレンタインムードを演出するなら、モノトーンをベースにワンポイントでバレンタインカラーをオン。季節感を纏いながらも、シンプルでこなれ感のある装いに。
着物でお出かけするときの注意点
ここからは、着物でデートや女子会に参加するときに注意したいポイントをご紹介します。
次の3つを意識して、スマート&快適に着物でのお出かけを楽しみましょう!
ハンカチや手ぬぐいを持参

お出かけ先で食事をするとき、うっかり食べ物や飲み物をこぼしてしまうことも。大切な着物を汚れから防ぐためにも、大きめハンカチや手ぬぐいはマストで用意しておきましょう。
衿元や帯に挟み込んでもOKですが、よりしっかり着物したい方はタスキットを使うのがおすすめ。タスキットはもともとたすき掛けの代わりに着物の袖を留めるものですが、ハンカチや手ぬぐいを挟んで首からかければ、汚れ防止のエプロン代わりになります。
足元は履き慣れた草履で
たくさん歩く日は、履き慣れた草履がおすすめ。新しいものだと鼻緒がきつく締まった状態なので、指が痛くなる可能性があります。
鼻緒がきついものも、下の写真のように鼻緒に指を引っ掛けて持ち上げるように引っ張ると緩ませることができますが、一度緩ませたものはもとに戻らないので注意が必要です。

草履に慣れていない方は、ブーツやスニーカーなど靴をあわせて洋ミックスコーデにするのもおすすめ。カジュアルシーンであれば必ずしも草履にしなければならないわけではないので、お出かけを無理なく楽しめるアイテムを選ぶとよいでしょう。

防寒対策は万全に

バレンタインの時期は、1年でもっとも寒いとされる“寒の内”は過ぎてるものの、まだまだ真冬並みの気温の日が多い時季。寒さ対策は万全にしてお出かけしましょう。
着物は首、手首、足首の“3つの首”から冷たい空気が入ってきやすいとされています。そのため、マフラーやアームウォーマー、ロング丈のソックス足袋などを取り入れるのがおすすめです。
ヒートテックなど保温性の高い下着もおすすめですが、途中で暑くなっても脱ぐことができないため、温かい室内にいることが多い日などは避けたほうがよいかもしれません。
バレンタインシーズンならではのオシャレを楽しもう!
年に一度のバレンタインシーズン。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、この時季ならではのオシャレを着物で楽しんでみてくださいね!