着付け小物って何が必要なの?使い方や種類を大公開!

小物・羽織もの

こんにちは、カジュアル着物愛好家さないです!

今回は「これから着付けを始めたいけど、着付け小物って何をそろえればいいの?」という方のために、着付けに最低限必要なアイテムをまとめてみました♪

腰紐(こしひも)

着付けの際に腰に結んだり、帯結びの仮紐として使ったりするアイテム。

一般的にはモスリンと呼ばれる素材で作られています。

着付けの仕方にもよりますが、補正用のタオルを留めるための紐として1本、着物用に1~2本は最低でも使うので、少なくとも3本は持っておくと安心です。

伊達締め(だてじめ)

襦袢や着物の胸元などを押さえたりするためのもの。

着付けの仕方にもよりますが、最低でも1本は必要です。

主な素材は、正絹とポリエステル。
どちらでも構いませんが、正絹のほうが滑らず、キュッと締まるのでおすすめです。

衿芯(えりしん)

衿芯の役割とは?

衿芯は、衿の形が崩れないように、長襦袢や半襦袢の半衿に入れるもの。

最近は、プラスチックでできた衿芯が一般的です。

プラスチック以外の素材のものも

プラスチックの他にも、夏場に使えるメッシュの衿芯や、厚みのある木綿の布で、襦袢と半衿の間に入れて縫い付けて使う三河芯(みかわしん)というものもあります。

三河芯は、木綿の布なので半衿に馴染みやすく、なめらかで自然な衿元になります。

肌着は、襦袢の下につける下着のこと。肌襦袢や裾よけ、和装ブラジャーなどがあります。

肌着

次に肌に直接触れるもの肌着をチェックしていきましょう!

肌着には肌襦袢・裾除け・和装ブラジャーが基本。

でも、和装ブラジャーに関しては、スポーツブラ(パットの入っていないもの)などで代用してもOKです。

ちなみに、肌襦袢や長襦袢、二部式襦袢など”襦袢”という名称の付くものが多いですが、肌襦袢は和装ブラジャーなどの上に着るもので、長襦袢や二部式襦袢は、半襦袢と着物の間に着るものになります。

肌襦袢

肌襦袢の役割

肌襦袢とは、着物用の下着

肌の汚れや汗を取る役割があります。

肌襦袢の特徴

衿がなく、さらに袖も筒袖になっています。

紐やボタンなどはありませんが、晒し木綿やガーゼ素材でできているので衿を合わせればピタッとくっつきます。

補正をするときは、この肌襦袢の上からタオルなどを巻くのが一般的です。

裾よけとセットで使う

肌襦袢は、基本的に裾よけと一緒に使うことがほとんど。

最近は、裾よけと肌襦袢が一緒になったワンピースタイプ(着物スリップ)もあるので、好みに応じて選んでみましょう。

裾よけ(すそよけ)

裾よけの役割とは?

裾よけはショーツの上につけるもの。基本的には肌襦袢とセットで使います。

<裾よけの役割>

  • 汗を吸い取る
  • 襦袢が汚れるのを防ぐ
  • 裾さばきを良くする
  • 透け防止 など

素材

一般的にお腹の部分は綿、裾の部分は化繊(ポリエステルなど)でできています。

ステテコやスパッツでも代用可

ステテコは、特に夏場に活躍。

透け防止効果もありながら、足回りの汗を吸い取る役割もあります。

一方、冬場はスパッツで代用するのもOK。

防寒としてぴったりのアイテムですが、静電気が起こりやすくなることも。

和装ブラジャー

胸のふくらみを押さえる

通常のブラジャーは、胸のふくらみを強調したり、ふっくらとしたきれいなバストラインを演出することが役割ですが、着物の場合は逆。

着物はなるべく体のラインに凹凸を作らない方がキレイな着姿になります。

そのため、和装ブラジャーは胸のふくらみを抑え、胸元をきれいにみせてくれる役割があります。

特にバストがふくよかな人は、つけたほうがよいかもしれません。

カップなしタンクトップでもOK

和装ブラジャーでなくても、カップなしのタンクトップやキャミソール、スポーツブラでも代用可。

他には胸に晒を巻いたり、ノーブラでそのまま肌襦袢を着るという人もいます。

体型や着付けのしやすさを考えて、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。

襦袢(じゅばん)

襦袢は、肌着の上に着るもの。着物となじみを良くしてくれたり、汗を吸い取ってくれたりします。

長襦袢と二部式襦袢の2種類があるので、自分が使いやすい方を選んでみましょう。

半衿(はんえり)

そもそも半衿ってなんで必要なの?

半衿は、襦袢の衿に縫い付けて使うもの

二部式襦袢などの場合は、すでについているものもあります。

もともとは衿の汚れを防ぐためのものですが、色々な色や柄のものがあるので、コーデにアクセントをつけるポイントにも。

今の半衿の形式は、江戸時代の中期ごろにできたとのこと。

これは、髪型の変化により、髪油を使うようになったことが理由と言われています。

明治時代に入ると、半衿がおしゃれアイテムとしても扱われるようになり、大正以降にはさまざまな柄や色のものが登場しました。

主な使い分け方

・白半衿

最も定番のもの。フォーマルからカジュアルまで、あらゆるシーンで使えます。

・刺繍半衿

上品な雰囲気の刺繍半衿は、柄や色によって使えるシーンが異なります。

白地におめでたい柄であればフォーマル、白地に白刺繍や色刺繍はセミフォーマルやカジュアル、色地に刺繍であればカジュアル向けです。

・色柄半衿

色や柄が入った半衿は、カジュアル向け。コーディネートによって色々な個性を楽しめます。

半衿の季節と素材

半衿は、袷の季節は塩瀬(しおぜ)や縮緬(ちりめん)、夏着物の時期はなど透け感のあるものを使います。

・9月~翌5月頃 塩瀬・縮緬・羽二重など
・6月~8月頃 絽や麻など

一般的に塩瀬は、フォーマルからカジュアルまで、コーディネートを選ぶことなく幅広く使えます。

縮緬は凹凸がある生地でふっくらとした印象になるので、寒い時期におすすめです。

半衿の付け方

今回は『浴衣結び』さんの動画をご紹介します。

時間がない時は、安全ピンや着物用の両面テープで代用するという方法も。

状況に合わせて臨機応変に使い分けてみましょう!

帯板(おびいた)

帯板は、帯の前側に挟んで形を整えるもの。

帯にシワが寄ったり、形が崩れたりするのを防ぎます。

帯の二巻き目に挟むタイプや、帯を巻く前にあらかじめ装着するベルト付きのタイプ、さらに通気性のいいメッシュタイプなど種類もさまざま。

コーリンベルト(着物ベルト)

両端にクリップが付いた伸縮性のあるゴム紐のこと。

衿が乱れないよう固定する役割があります。

腰紐やマジックベルトで代用してもOK。

以上が着付けに最低限必要な小物でした。

ちょっとたくさんあるので最初は大変かもしれませんが、一度揃えれば長く使えるものばかり。

早速準備を整えて楽しい着物ライフにジョインしましょう♪