「家に着ない着物があるからどうにか手放したい!」
そんなときの常套手段が“売ること”です。今回は、着物を売る方法やポイントをお届けします★
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買い取り業者に依頼する
買い取り業者の特長
・売りたいものが大量にある
・なるべく早めに手放したい
・着物の価値に応じた適正な価格で買い取ってもらいたい
まずご紹介するのは、買取業者に引き取ってもらう方法。
引き取り価格は業者によりまちまちですが、訪問着、色無地、袋帯など礼装として需要があるものや、作家物、伝統工芸品のものは高値がつくことが多いです。
ただし、伝統工芸品は証紙*がついていないと、相当の価格で引き取ってもらえないこともあるので気をつけましょう!
*証紙…伝統工芸品など高級な着物についているもので、その価値を示す証明書。
また、購入時に数十万や数百万円の値があった着物でも、買い取り価格は数百円~数千円程度になってしまうことも。
さらに、状態が悪いものや、リサイクルとしての需要が少ないものなどは、値がつかない場合もあります。
買取の依頼方法
買取の依頼方法としては、以下の3点があります。
・買取専門店に持っていく
・買い取り業者に自宅まで来てもらい、査定してもらう
・買い取り業者に着物を配送して査定してもらう
着物や帯の枚数が少ない場合は自分で店舗に持っていくのもOKですが、買取を依頼したい品が大量にある場合は、自宅まで査定に来てもらう、もしくは配送するのがおすすめです。
買取も行っているリサイクル着物店
・たんす屋
全国に店舗を構えるリサイクル着物チェーン店。直接持ち込み・本社に配送・出張査定から選ぶことが可能。
店舗に直接持っていく場合は事前予約が必要な場合があるので、あらかじめ電話等で確認しておくのがおすすめです。
>>たんす屋<<
・リサイクルきもの福服
都内に店舗を展開するリサイクル着物店。
直接店舗に持ち込んだり、着払いで本社に直接送ってもOK。
値段がつきにくい喪服やウールの着物などの無料引き取りもやっているので、とにかく自宅に眠っている着物を手放したいという方は、一度相談してみては?
買取専門専門業者
・着物の買取プレミアム
着物はもちろん、切手やブランド品などを、自宅にて出張査定・買取をしてくれる業者。
もちろん査定や買取に伴う費用は無料で、キャンセル料もナシ。
金額に納得したらその場で契約が成立し、現金にて支払いをしてもらえます。
・着物買取のヤマトク
配送に特化した買取業者。
独自のデータによって買取金額を決定しているため高額買取が可能で、その成約率はなんと93%以上とのこと!
配送に必要なダンボール・ガムテープ・発送伝票・梱包説明書・買取依頼書などは無料で提供してくれるので、申し込んだ後はただ箱に詰めて送るだけという手軽さも好評のようです。
・【着物買取】宅配買取の久屋
和装関連のものであれば何でも査定してくれる宅配専門業者。
他の業者では査定を断られることも多い草履やバッグ、簪などの小物系も自宅にたくさん眠っているという方には特におすすめです。
面倒な会員登録等なしで梱包資材無料で送付してくれるので、スマホ一つで即申し込みができます!
ネットオークションやフリマアプリで売る
オークション&フリマアプリの特長
・ある程度の金額で売りたい(自分で価格を設定したい)
・買取業者では査定の対象になりにくい着物や小物も売りたい
セルフで手軽にできるのが、写真で撮影してネットオークションやフリマアプリで売る方法。
販売手数料が引かれる、出品から梱包、配送まですべて自分でやるので手間がかかるという難点もありますが、直接やり取りをするため販売業者を介すより高く売れる場合もあります。
主なフリマアプリ
フリーマーケットで売る
フリーマーケットの特長
・買取業者では査定の対象になりにくい着物や小物も売りたい
・買い手と直接コミュニケーションをとりながら値段設定をしたい
各地で開催されているフリーマーケットで売るのも一つの手。
こちらは販売スペースの設営などもするのでネットやアプリよりもさらに手間はかかりますが、幅広い客層にアプローチしやすいのがメリット。
外国人の方や、ネットになじみのない年配の方々にも買ってもらえるかもしれません。
高く売れる着物とは?
買取業者はフォーマル着物の需要が高め
着物と一口に言ってもいろいろな種類がありますが、どのような着物が高く売れやすいのでしょうか?
私の経験値にはなりますが、業者に売る場合は、訪問着や振袖などの礼装や、色無地、江戸小紋などちょっとしたお出かけにも着用できる着物に高値が付きやすい傾向があります。
ちなみに、帯は袋帯や塩瀬の名古屋帯、汎用性の高い献上柄の博多帯などが人気なのだそう。
特に証紙がついた着物は、良い値段がつきやすいです。
一方で、ウールや綿の着物などは、値段がつかないことも少なくありません。
なぜなら、最近は着物を普段着として着る人が少なく、一般的にはフォーマル用としての需要の方が多いという背景があるためです。
カジュアル着物はオークションやフリマがおすすめ
では、木綿やウールなど、カジュアル着物が全く売れないのかというとそうではありません。
一般的にはフォーマルの需要が高いとはいえ、普段着としての着物を求めているファンがいるのも事実。
着物ファンたちは、オークションやフリマで掘り出し物を探していることも多いです。
そのため、業者では値段が付きにくいカジュアル着物をある程度の値段で売りたい場合は、オークションやフリマがおすすめ。
また、浴衣については普段着物になじみのない層の需要も高く、そういう人は若者を中心にネットやアプリで探すこともよくあります。
無料引き取り&寄付する方法も
「値段がつかなくてもいいから、とにかく早く手放したい!」
そんな人は、とりあえず買取業者に査定してもらって値段がつかなくてもそのまま引き取ってもらうという方法もあります。
ただし、業者によっては無料引き取りはしていないところもあるので、事前に確認しておきましょう!
さらに、寄付をするのも一つの手。
「日本きもの文化振興会」「もったいないジャパン」といったNPO法人などで回収を行っています。
送料は自費になる場合もありますが、社会貢献に使われるのでおすすめです。
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今回ご紹介した方法を参考に、思い出の詰まった着物をぜひ有効的に活用してみてくださいね♪
※買取業者の情報は2019年10月11日現在のものになります